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ふくみみ日記

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semスキン用のアイコン01 四月 鳶尾のお生花 semスキン用のアイコン02

  

2008年 04月 21日

4月8日はお生花のお稽古。
さて、鳶尾。これ「いちはつ」と読みます。
PCでは出てきません(^^;「とびお」で入力します。

四月 鳶尾のお生花_b0118855_21155768.jpg

去年の今頃もいちはつのお生花のお稽古をしました。
その時、お生花大ベテランのYさんに
「右向きと左向きの葉を分けておいたら、楽やで。あと選ぶだけやし。」とアドヴァイスしてもらったのでした。
今年はそれを思い出して実行したらすごくすいすい入って、いつもに比べて早くできあがりました!
師匠にも「わかってきたやんか~」と云っていただきました(^^)
嬉!\(^o^)/

はい、でも課題もちゃんと書いておきましょう。
真の向きは葉と合わせて「く」の字の形に。(花の向きより真としての形←でも花の向きも・・・)
いちはつは花が真と胴と留に入ります。副には入らない。私のは副に入れているように見える。
Yさんのを見るとよくわかります。
四月 鳶尾のお生花_b0118855_21292332.jpg


いちはつの花
四月 鳶尾のお生花_b0118855_2135237.jpg

この花は白花のニオイイリスでジャーマンアイリスに近い品種です。
本来の鳶尾もニオイイリスも花びらの内側(芯に近い部分)にある毛羽立ったような装飾が特徴。
でもそれ以外は鳶尾とニオイイリスは似ていません。
ニオイイリスの渡来はテキストによると1868年。
なぜ鳶尾として活けられるようになったのかははっきりしないそうです。
こちらが鳶尾
葉もニオイイリスとはだいぶ違います。
花の色も鳶尾は紫が主流でまれに白花も。
でも花びらに現れる文様はどちらも同じですね。ワタシの携帯でゃ撮れませんが・・・とてもきれい。
ニオイイリスのアイスブルーは花びらのごく薄い感じと相まって儚げで脆い感じがする。
でもアヤメ科の植物はどれもかなりしっかりしていて切花でも最後までちゃんと咲くので、嬉しいのです。


鳶尾は根がしっかりと張るのでわらぶき屋根の上に防風として植えれていたらしいのです。
お家の上にアヤメ科の花が咲いてるって、なんだか童話みたい。
一度見てみたいものですが、わらぶき屋根は残っていてもそんな風習は今でも見られるのでしょうか?

by fukumimi_0603 | 2008-04-21 22:03 | いけばな